火災保険について

強風や台風、雪などの被害で雨漏り・瓦のズレ・割れ・棟板金の浮き・雨樋の破損・漆喰の崩れなどが生じた場合、火災保険がおりる可能性が高くなります。

その場合は早めに保険会社に連絡をして被害状況を説明し、保険を申請するために必要な書類を請求しましょう。

 

災害時には保険会社への問い合わせが多くなる為、請求資料が届くまでに時間を要する場合があります。

連絡を入れる際は、○月〇日の台風(災害名)で屋根が被災したようなので保険の申請をしたいと伝えるとスムーズです。

 

火災保険請求と一連の流れ

 

下記は一連の流れとなります

・家主様  保険会社への資料請求(保険金請求書・状況説明書等)

・当社   被害状況の写真撮影と応急処置

・当社   見積書作成

・家主様  保険会社から届いた書類を記入し、(日付や名前、住所、振込先などと状況説明等)当社より受け取った被害状況の写真と見積書を添えて保険会社へ提出

 

・必要時には保険鑑定を受けることがあります。

・およそ1~2週間で(混み合っている場合は数か月かかることも)保険会社から保険金支払いの可否について連絡が届きます。

※必ずしも保険がおりるとは限りませんし、おりても請求額が全額保証されない場合もあるので注意が必要です。

・保険金の決定後、契約となります。

・工事開始

・引き渡し

 

火災保険請求における注意点

 

火災保険では、保険の加入者以外からの申請は受け付けていないため、必ず保険加入者本人が申請をする必要があります。

経年劣化や20万円以下の修理、施工不良、被害を受けて3年以上経過しているものについては保険請求することはできません。(加入している保険内容により異なるので、保険内容のご確認をお願い致します)

さらに、火災保険は屋根だけではなく建物の被害などにも適用されます。

他にも修理箇所がある場合は、保険が適用されるのかを問い合わせてみましょう。